あなたの通った学校はどんな学校でしたか?
Cashmere High Schoolは生徒数がとても多く、さまざまな国や文化を持つ生徒が集まる学校でした。そのため、多くの人と出会い、友達の輪を広げることができたのがとても良かったです。
先生方も親切で、さまざまな国の先生が働いていました。特に数学の先生はとてもフレンドリーで、授業も楽しく受けることができました。
留学生活では、文化や価値観の違いから戸惑う場面もありました。特に留学当初は、現地の環境に慣れるまで苦労することもありましたが、それも異文化の中で生活するからこその貴重な経験だったと思います。
クラブ活動では、友達が所属していたバドミントン部が周辺の学校の中でも強いと聞き、スポーツも盛んな学校だと感じました。

思い出に残った授業やイベント
一番印象に残っているのはSports Dayです。
留学して約1か月後に行われたイベントで、まだ友達ともそこまで仲良くなっていない頃でしたが、自分のハウスカラーを身につけ、日本とは違う雰囲気のスポーツイベントを楽しむことができました。
参加は自由で、それぞれが自分のスタイルで楽しんでいたのも印象的でした。当日は寒く、雨も降っていましたが、友達と一緒に初めて海外のSports Dayを経験できたことは、とても良い思い出です。
学校生活で楽しかったこと、大変だったこと
一番大変だったのは、やはり授業でした。
留学前は「何とかなるだろう」と思っていましたが、実際は想像以上に大変でした。ほとんどの授業では留学生だからと特別扱いされることはなく、現地の生徒と同じペースで授業が進みます。
友達もいない中で授業を受けた初日は、とても不安で涙が止まりませんでした。
しかし、現地アドバイザーや学校の先生方に相談しながら、先生に質問したり、授業で使った資料を共有してもらったりと、自分から行動し続けることで少しずつ学校生活に慣れていくことができました。
楽しかったのは日本語の授業です。
日本に興味を持っている生徒が多く、とても話しかけやすい雰囲気でした。授業ではみんなでコミュニケーションを取る時間が楽しく、日本語担当の先生も日本人だったので安心感がありました。
日本語クラスで仲良くなった友達と一緒に昼食を食べたり、放課後に遊びに行ったことも大切な思い出です。
ホストファミリーとの生活
私は留学中に一度ホームステイ先を変更しました。
最初のホームステイでは、ニュージーランド到着直後に高熱が続き、一週間ほどほとんど食事を取ることができませんでした。また、ホストファミリーは小さなお子さんの子育てで忙しく、家族とゆっくり話す時間が少なかったこともあり、不安やホームシックが強くなりました。
そんな時、同じ学校に通う韓国人留学生がいつも気にかけてくれ、一緒に登校したり、週末に出かけようと誘ってくれたりしました。その支えが本当に心強く、今でも連絡を取り合う大切な友人です。冬には日本で再会する予定なので、とても楽しみにしています。
その後、新しいホストファミリーのもとで約4か月生活しました。
大家族でとてもにぎやかで、子どもたちやもう一人の留学生とも一緒に楽しい毎日を過ごしました。
クリスチャン家庭だったため、教会へ行くなど日本では経験できない文化にも触れることができ、とても貴重な体験になりました。
さまざまな国の留学生とも生活を共にし、多文化の中で暮らす楽しさを実感することができました。
英語力や学力の変化
一番伸びたと感じるのはリスニング力です。
今でも聞き取れても言葉が出てこないことはありますが、以前のようにすぐ翻訳アプリに頼ることはなくなりました。
分からない単語があっても、別の言葉で説明したり、知っている英語を使って伝えようとする力が身についたと思います。
ホストマザーから「英語が上達したね」と言ってもらえた時は、とても嬉しかったです。
一方で、日本の勉強から少し離れていたため、特に数学は帰国後に頑張らなければいけないと感じています。
留学中、一番大変だったこと
一番大変だったのはホームシックでした。
特に最初の1か月は本当につらく、その後もしばらく気持ちの浮き沈みが続きました。
そんな時は現地アドバイザーへ相談したり、日本の家族や友達と電話をしたり、日本食を食べたり、日本の動画を見るなど、自分の気持ちを少しでも楽にする方法を見つけながら過ごしました。
ホームシックは無理に我慢するものではなく、周りの人に頼ることも大切だと学びました。
これから留学する人へのアドバイス
留学では、「すぐに友達ができる」と思い過ぎないことが大切だと思います。
私自身、現地の生徒はみんな積極的に話しかけてくれるだろうと思っていましたが、実際には自分から行動することも必要でした。
焦らず少しずつ人間関係を築いていけば、必ず友達はできます。
荷物については、タオルやランドリーボックス、シャンプーなどは現地で用意されていることも多く、日本製のシャンプーも購入できるので、必要最低限で十分だと思います。
勉強面では、「留学前」が勝負です。
特に英単語は日本でできるだけ覚えておくことをおすすめします。現地は英語を勉強する場所というより、英語を使う場所です。単語力があるほど授業も友達との会話も理解しやすくなり、留学生活をより楽しめると思います。
留学を振り返って
この留学は、「楽しかった」「つらかった」という一言では表せないほど、多くの経験が詰まった半年間でした。
日本では当たり前だったことが通じず、孤独を感じることもありました。しかし、その経験があったからこそ、自分自身を見つめ直し、成長することができたと思います。
また、さまざまな国の友達と出会い、それぞれの文化や価値観に触れられたことは、私にとって一生の財産です。
この経験を通して海外への興味もさらに広がり、「また別の国でも留学してみたい」と思うようになりました。
留学は決して楽しいことばかりではありませんが、それ以上に自分を成長させてくれる貴重な経験です。この1年間で出会ったすべての人たちに感謝しています。
ARCから
Yさんの留学は、決して順風満帆なスタートではありませんでした。到着直後はホームステイや学校生活に戸惑い、不安を感じる場面もありましたが、そのたびに一人で抱え込まず周囲に相談し、ご自身でも状況を改善するために行動を続けてきました。その積み重ねが、今回の充実した留学生活につながったのだと思います。
新しい環境に慣れてからは、本来の明るさと積極性を発揮し、多国籍の友人との交流や学校行事、スクールホリデー中のトリップなど、ニュージーランドならではの経験を存分に楽しまれました。また、「もっと英語を使えるようになりたい」という気持ちを持ち続け、自ら英語を話す機会を作ろうと努力される姿勢は、大変印象的でした。
留学で得られるものは、英語力だけではありません。思い通りにならない状況の中で考え、自ら行動し、新しい環境に適応していく力は、これからの人生において大きな財産になるはずです。
Yさんは、この留学を通して精神的にも大きく成長されました。この経験を自信に変え、帰国後もさまざまなことに積極的に挑戦し、ご自身の可能性をさらに広げていかれることを、ARCスタッフ一同心より願っています。

