こんにちは、翻訳担当のEikoです。ニュージーランドはすっかり春めいてきました。
少し前になりますが、NZ Herald紙が平和な都市世界ランキング(Forbes Advisor作成)を紹介していました。このランキングは、旅行の安全性(20%)、犯罪リスク(17%)、個人リスク(17%)、医療リスク(17%)、インフラの信頼性(10%)、自然災害リスク(10%)、デジタルセキュリティ(9%)の7項目で、世界の60都市のリスクと安全性を採点したものです。
このランキングで、1位はシンガポール、次いで東京が2位、そして大阪が8位に選ばれていました。日本は、なんといってもダントツに医療の充実が高く評価されています。ちょっとした不調で医者に、しかも健康保険のお陰で安価に診察を受け、薬を処方してもらえる、ということは、日本では当たり前ですが、世界では稀有なすばらしい環境なのです。
ランキングの3位はトロント(カナダ)、4位はシドニー(オーストラリア)、5位はチューリッヒ(スイス)となっていました。
ニュージーランドでは、ウエリントンが11位に入っています(オークランドはランキング対象都市に選ばれておらず)。医療リスクについては、日本が60点なのに対して、ウエリントンは20点とかなり低くなってしまっています。ニュージーランドでは、医療分野において圧倒的な人員不足と資金不足が生じており、政府の重要施策として、この1年間で抜本的な医療改革に取り組むことが発表されています。その一方で多様性、低い犯罪率、さらに旅行者にとって大切な要素として、フレンドリーな国民性が高い順位の理由に挙げられていました。
上記の画像は、世界163カ国、世界人口の99.7%を網羅した、国別の平和度を並べたGlobal Peace Index (GPI) 2024年版世界地図のうち、日本とニュージーランドが入った部分です。このGPIの順位は、ニュージーランドが4位、日本は17位となっています。
世界有数の平和な国に生まれ、平和な国で生活できている今、この瞬間を心からありがたく思います。
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