ニュージーランドの高校生 嬉しい誕生日 大人に一歩近づくということ

皆さんこんにちは、ご無沙汰しています、節子です。

ターム1はたくさんの留学生と交流し、皆さんから若さとエネルギーを分けていただきました。

留学中にお誕生日を迎えた生徒さんもいて、一生の思い出になったことでしょう。

 

我が家にも本日17歳になった息子がいます。

高校生にとっての誕生日は、お祝いの言葉やプレゼントを貰える嬉しさだけではありません。

1つ年齢を重ねるだけで、法律で許可されることがどんどん増えていきます。

例を挙げると

14歳

・一人でお留守番ができる

そうです、この国は14歳になるまでは鍵っ子はいません。保護者泣かせの法律です。

・ベビーシッターができる

昨日まで留守番が出来なかったのに、14歳になったらベビーシッターが出来るんですよ。驚きですよね。

15歳

・デビットカードを持てる

オンラインショッピングが可能になります。もちろん口座に残高があればの話ですが。

16歳

・大人と同じ最低賃金で働ける

4月1日からは最低賃金$22.70でアルバイトができます。高校生にはいいお小遣いですね。

・運転免許が取得できる

筆記試験をパスすれば、初心者マークをつけて、フルライセンス保持者の指導の下、公道を運転できます。

・住む家を決めることができる

両親が離婚している場合、どちらと住むかを自分で決めることができます。

・大人用のパスポートを申請できる

有効期限10年のパスポートを申請できます。

18歳

・結婚できる

本人の意思で結婚できます。

・名前の変更ができる

キラキラネームの場合はありでしょうか。

・選挙権を得る

ニュージーランド人は政治に強い関心があります。

・喫煙、飲酒ができる

しかし、2009年1月1日以降に生まれた人は、現地では煙草は購入できないことが法律で決まりました。

飲酒後は運転できません。

20歳

・カジノでギャンブル

オークランドのスカイタワーのカジノは国内最大で、外国人にも大人気です。

・少量の飲酒運転が認められる

呼気1リットルにつき250マイクログラム、または血液100ミリリットルあたり50ミリグラムまでOK

 

このような感じで年々自由度が増すと同時に、社会に対する責任の重さも増えていきます。

16歳から20歳までの4年間に、しっかりと責任感を持てるように見守る。

追試のない子育て卒業試験は、なかなか難易度が高いですね。