ニュージーランドの春の味、アスパラガス

翻訳担当のEikoです。

10月も終わりとなり、オークランドは過ごしやすい気候になってきました。ニュージーランドで春の訪れを感じる味覚といえば、なんといってもアスパラガスです。日本でいう、タケノコのような位置づけという感じがします。アスパラガスは英語でasparagus、食べる茎の部分はspearと呼びます。

今年は気候が不安定で3週間ほど出荷が遅れたそうですが、ちょうど今は旬まっさかり。こちらの人は、茹でたアスパラガスをバターやマヨネーズを塗った薄い食パンで巻いた、Asparagus Rollをランチボックスやフィンガーフードとしてよく食べます。Asparagus Rollは、キウイにとっては春に食べる、定番の懐かしい味のようです。初めて見た時は、「そういう食べ方があるのか!」と新鮮でした。ちなみに私は油でさっと炒めて、しゃきしゃきとした触感を楽しみながら塩味で食べるのが好きです。

以前にご紹介した、形が悪いとか、取れすぎたといった農産物を配達して、食品の無駄を減らそうというWonky Box(食べ物にまつわるニュージーランド生活をご紹介)にも、先日、もう入っていました。そのWonky Boxが作ったアスパラガス農家の人のビデオがおもしろかったのでご紹介します。

ニュージーランドの人(特に男性)は、真面目な顔をして面白いことを言って、こちらが「へ!?」という反応をするのをそのままの真面目な顔で面白がる、というパターンが多いような気がします。このビデオでも、「ニュージーランドの人がアスパラガスについて知るべきことは?」という質問に、「アスパラガスは成長が非常に速いので、畝に横たわっていると伸びているのが見えるほどです」と神妙な顔をして答えていました。そこ? 知ってほしいことは?となんだかおかしかったです。

10月も後半を迎え、ニュージーランドの高校生たちは一年の集大成ともいえる、NCEAのエクスターナル試験の準備で大忙しの時期です。そしてこの試練を乗り越えれば、ニュージーランドがもっとも快適で、もっとも華やぐ季節がやってきます。

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