ニュージーランドの小さな飛行機会社Sounds Air搭乗記

ARCでは、オークランドだけではなく、ウェリントン、タウポ、タウランガ、ロトルア、ケンブリッジなど様々な地域に通う留学生を担当しています。

現地エリアに住む担当者がガーディアンとしてサポートしているのですが、私も時間を見つけては出張して生徒さんたちに会うようにしています。

今回はオークランド⇒ウェリントン⇒タウポ⇒オークランドという行程で出かけましたが、ウェリントンからタウポに移動するSounds Airという飛行機に初めて搭乗。

「こんな航空会社があったんだ!」とネットで見つけた時のワクワク感を持ったまま、ウェリントン空港へ。

 

Sounds Airはウェリントンを拠点に、Air NZが飛んでないエリアを運行する航空会社です。

チェックインカウンターは、メインターミナルの外にあるようです。

長い長い廊下を突き進んだ先端にチェックインカウンターがあり、その外に小さな飛行機が待機していました。

 

名前を告げて予約を確認してもらうと、パウチした搭乗券を渡されました。

キャパがわずか9人なので、なんと、自由席なんだそうです!

腰をかがめて機内に入ると、パイロットが注意事項を話してくれて出発。

「え?パイロット1人だけ?」と隣の席の女性が言うと、

「いないよりまし。ふふふ」と、前の席の男性が冗談を言い、機内はなんとなくほのぼのした雰囲気に。

 

ただ、この日はウェリントン名物の強風が吹き荒れる1日。

波しぶきがまるで東映映画のタイトルのようにザブン、ザブンと滑走路にぶちあたっている。

 

本当に飛ぶのだろうか?

 

そんな心配をよそに、パイロットさんはくいくいっと飛行機を操り、あっという間に空の上。

さよならウェリントン!また来るよ!

 

飛行機は揺れることなく、ずんずん飛んでいく。

トンガリロ国立公園一帯は雪景色。

頂上の噴火口の後もくっきり。

遠くにはタラナキ山が見える。

タウポ湖が見えてきた!

ちょうど夕焼けの時間。きれいだ。

タウポ湖は風もなく穏やか。

綺麗な湖の景色を眺めるうちにあっという間にタウポ到着。

チケットには所要時間60分と書いていたのに、40分で到着してしまいました。

 

車での移動も悪くないですが、飛行機や電車や船での移動が好きな私としては、ニッチな航空会社での移動は、とっても楽しかったです。

 

翌日はタウポの高校生たちに会い、そしてオークランドに戻りました。

やっぱりオークランドは大都会だ。