ニュージーランドの文化や歴史、社会問題など、少しでも知る機会になると思いますので、今回はニュージーランドで作られた映画を紹介します。
恋の予感?! ホテルリノベ奮闘記
ネットフリックスで配信している2019年アメリカ映画です。
主人公のアメリカ人女性がニュージーランドにやってきて、古いホテルを改装するというお話で、そこにイケメンの男性が現れて手伝っていくうちに恋に落ちて、、という、まあよくありがちなストーリーなので、難しく考えることなく気楽に見ることが出来ます。
ニュージーランド独特の英語の言い回しや、習慣、食べ物など、ザ・ニュージーランド紹介!的なシーンが数多く散りばめられています。出発前に見てもなんのことか分からないことも多いですが、留学生活が始まると、「ああ、あの映画で言ってたのは、このことか!」という場面も多いと思います。
本題は、「Falling Inn Love」。恋に落ちるのと、宿泊施設を意味するInnを賭けたタイトル。
あのホテルはどこにあるのか?あのイケメン男性は、有名な俳優なのか? 映画を見た後にググってみてください。
ピアノレッスン
ニュージーランド開拓当時のお話で、大人のイケナイ恋のお話です。留学に来る学生さんよりも、お父さん、お母さん向けかもしれません。
以前のブログで書いたように、昔のニュージーランドは自然の森がいっぱい。そのワイルドな自然の中で背徳の恋に落ちる聾唖のイギリス人女性と、マオリ人男性を描いたこの映画は、カンヌ映画祭でも高く評価され、マイケルナイマンにとっても名声を得ることになった作品です。いまだもって世界中でファンの多いが多いようです。
1993年制作で、オリジナルタイトルは The Piano。
この写真が撮影されたKarekare Beachはオークランドにあります。私も訪れたことがありますが、大きな波と止むことのない風が特徴的で、映画の世界観を味わえます。
ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル
ニュージーランド出身の名優サム・ニールが癖のある里親役をつとめるこの映画は、ニュージーランドの陰の部分を描いていると言えるでしょう。
あらぬことで指名手配犯となってしまった里親と孤児の2人が、ニュージーランドの山中を警察から逃げるロードムービー。
ではあるのですが、主人公の男の子が孤児になってしまう背景や肥満になってしまう食生活などは、ニュージーランドが抱える児童福祉の問題点でもあります。
映画に出てくる人たちは、みんな良い人ばかりなので心がほっこりします。
安心して見てください。
ボーイ
2010年制作のこの映画も、ニュージーランドの陰の部分を扱った映画。
マイケルジャクソンにあこがれる主人公の男の子は、実際には刑務所に入っている何年も戻ってこない父親を潜水士で戦争の英雄で、かつマイケルジャクソンの友人と空想している。
そして7年ぶりに再会した父親が、空想で作り上げた父親と全く違うことに戸惑いながら、現実に向き合っていく成長ストーリー。
最近の統計では、犯罪者の7割がマオリ系ということが新聞に出ていました。ニュージーランドを象徴するマオリ文化ではあるけれど、いろいろ難しいことも多い。
でも、見終わるととってもハッピーな気分になるのも、この映画のいいところ。主題歌が頭の中をぐるぐる回ります。ぜひSpotifyでダウンロードしましょう。
映画やCMのロケ地としても
ニュージーランドで撮影された有名な映画は、トム・クルーズ主演の「ラストサムライ」、超大作の「ロードオブザリングス」など多くあります。
また、私の推しである(←若い人を真似て使ってみた。コンサートに2回行ったので、推しと言って差支えないでしょう)、あいみょんの出ているビールのCMもニュージーランドで撮影されました。
ニュージーランドに来ることが決まったら、いろんな角度からニュージーランドのことを知っていくのも楽しいですね。
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