9月に入り、各家庭にこんなゴミ箱が配布されました。
オークランド市がゴミの活用から取り組む温暖化対策
これは生ごみ回収用のゴミ箱で、週に1回一般ゴミの回収日と同じ日に出すことになります。
オークランド市の狙いは、温暖化対策。
というのも、オークランドではゴミは焼却せずに、埋め立てているからです。
生ごみが埋め立てられると、メタンと二酸化炭素の排出されます。
1トンのメタンは、25トンの二酸化炭素と同じ量の温暖化を引き起こします。
それを避けるために、生ゴミを回収すると同時に、堆肥にしてしまおうという取り組みです。
各家庭がコストを負担
取り組み的にはとても理想的ですが、ディスポーザーで処理するのが慣れているニュージーランドの家庭が協力してくれるかがポイントかと思います。
仕分けも結構面倒ですし。
近所に限ったことですが、これまでのところゴミ出し日の様子を見ていると、7割くらいの家庭はこの生ごみ用のゴミ箱を出しているようです。
実はこれ有料のサービスで1年で1家庭につき77.20ドル。(2023.9現在)が必須で課金されています。
「我が家は庭においてるコンポストに捨てて堆肥にしてるから、ゴミなんて殆ど出ない」と最初の頃には文句を言っていた妻も最近では、「あっ、その食べ残しはこっちに入れて」と、指示してくれるので、私も少しずつ慣れて行ってるところです。
使わなくてもお金がかかるサービスなので、オークランド在住の皆さんはしっかり割り切ってエコに協力しましょう!
オークランド市のウェブサイトに生ごみ回収に関して詳しく記載されています。(こちら)