ニュージーランド人の生活スタイルの定番の1つと言えるのが、リタイア後のモーターホーム生活。
日本で言うところのキャンピングカーでの「生活」です。
至るところにキャンプ場があるニュージーランドですが、必ずその敷地の中には、電気の取れる自炊可能なキャンピングカーが駐車できるスペースが備え付けれています。
こういうところを転々として生活をしているリタイアカップルの数は相当数で、時にはビーチ脇の駐車場でさえも、たくさんのキャンピングカーが止まっています。
そんなキャンピングカーの展示会があると聞いたら、ノマドライフに憧れのある私としては行ってみるしかあるまい!
ということで行ってきました「Motorhome Caravan & Outdoor Super Show」
モーターホームというだけあって、その内装はかなり立派なものばかり。
どの車にもほぼ装備されているのが、キッチン、トイレ、シャワー、ベッド。中にはオーブンやテレビのある車も。
そして見に来ている人の9割が、おそらくリタイアカップル。
若いうちは、「風の吹くまま気の向くままに旅をしよう」と安宿の旅を楽しんでいた人たちも、年を経るとともに、なるべく楽なように楽なように、となるのは世の常。
2000万円を超えるようなモーターホームばかりが並んでましたが、ニュージーランドのリタイア組は、充分蓄えた資金を元手にこの先のハッピーライフを満喫するのです。
真剣に見て回る人たちの姿を見ていると、やがてやってくるリタイアの時に向けて、僕もがんばらなあかんなあ、という気になってきます。
とにかく豪華すぎる車ばかりなので、「俺の手には負えん。大きすぎる。豪華すぎる。運転が大変そう。」とネガティブな気持ちで、夢のある車を見ていましたが、「おっ!これなら」と思ったのがこれ。
コンパクトだけど、すべてそろっていて装備もばっちり。
それでも約1000万円。
楽しいことにはお金がかかる。
展示されてる車の中には、すでに売れた車もありました。
今回訪問したのは、この展示会。