サイクロン「ガブリエル」の爪痕と私たちにできること

こんにちは、翻訳担当のEikoです。

2月13~14日に、ニュージーランド北島を大型サイクロン「ガブリエル」が襲い、甚大な被害をもたらしました。避難グッズをまとめたりして緊張していましたが、オークランドの我が家では、その2週間前の長い、長い大雨に比べると雨量も少なく、風も思ったほど強くなく、何事もありませんでした。

しかし、サイクロンの爪痕は、すさまじいものでした。オークランド西部では、土砂崩れでボランティアの消防士2人がなくなりました(ニュージーランドの救急体制は、ボランティアの方々に支えられています)。さらに、ネイピア、ホークスベイ、ギズボーンといった東部沿岸部では、川が氾濫し、大量の泥が押し寄せ、1週間以上停電が続き、多くの方が避難生活を送っています。また、連絡が取れず、安否が確認されていない人がまだ1000人以上おられます。

こういう時に私たちができることは、何よりも寄付です。私たちも本当にわずかですが、新聞社のNZ Heraldがキャンペーンを展開中のニュージーランド赤十字へ寄付をしました。ネットで簡単に入金できて、税金の控除のための領収書もメールで送付されます。寄付の金額は2月21日時点で5百万ドルを突破したそうです。

このところ、真っ青な空が広がり、蝉がジージーと鳴き、やっと夏らしい、さわやかで過ごしやすい気候になっています。今、こうやって気持ちのいい夏の日差しを楽しめる、平和な日々に心から感謝です。

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