ニュージーランドでは、2024年から高校でのスマホ使用が禁止されることになりました。これは、政府の決定により、授業中だけでなく、休み時間にもスマホを使用できなくなるという規制です。授業中だけでなく、休み時間もダメって、ちょっと驚きですよね。でも、実はこれにはちゃんとした理由があるんです。
スマホの使い過ぎが脳に与える影響
最近の研究で、スマホを長時間使いすぎると脳の「前頭前野」が弱くなることがわかってきました。前頭前野は、私たちの思考力や判断力、感情をコントロールする大事な部分。この部分が弱くなると、集中力が落ちたり、感情がコントロールできなくなったりするんです。
特に、発達障害(ADHDやASDなど)のある人は、元々前頭前野の機能が低いことが多いとされているんですが、最近では大人になってから「なんだか発達障害っぽい症状が出てきた」と感じる人も増えています。その原因、もしかしたらスマホの使いすぎかもしれませんよ。
小さい画面より大きい画面の方が脳に良い?
また、スマホのような小さな画面を長時間見るよりも、タブレットやPCのような大きな画面で作業をした方が脳を活性化させることがわかっています。視野が広がることで、脳がより多くの情報を処理しやすくなるそうです。もしスマホばかり使っているなら、たまにはタブレットやPCを使ってみるといいかもしれませんね。
スマホ禁止でどう変わる?ニュージーランドの学校の未来
ニュージーランドの高校でスマホが禁止されることによって、授業に集中できるようになったり、友達ともっと会話を楽しんだりする時間が増えるかもしれません。最初は不便に感じるかもしれませんが、慣れてくると「スマホなしでも楽しい!」って気づくかもしれませんよ。
日本のスマホ使用規制の動き
実は、日本でもスマホの使い過ぎが問題視されていますよね。学校でスマホを授業中に使うことを禁止する学校が増えてきているんです。例えば、東京都内の公立学校では、スマホを授業中に使わないようにする規則が強化され、スマホの使用時間を制限する学校もあります。
でも、それだけではありません。厚生労働省や文部科学省も、スマホ依存を防ぐために啓発活動を強化しています。子どもたちがスマホに頼り過ぎないよう、親や学校が協力して管理することが大事になってきているんですね。
世界的なスマホ使用制限の動き
ニュージーランドだけではなく、世界中でスマホ使用に対する規制が強化されています。アメリカでは、ニューヨーク州やフロリダ州、ロサンゼルスなどで、学校内でのスマホ使用を制限する動きが広がっているんです。また、フランスでは2018年から15歳未満の生徒に対して学校内でのスマホ使用を禁止しています。
これって、生徒の学業成績や精神的健康を守るための対策なんですね。スマホの使い過ぎが学力や社会性に影響を与えるのは確かですから、これからも規制はどんどん強化されるかもしれません。
まとめ
スマホの使い過ぎが脳に悪影響を与え、特に前頭前野に負担をかけることがわかっています。ニュージーランドのようにスマホ禁止が進むのも納得ですね。でも、スマホが悪いわけじゃない!使い方を工夫することが大事です。大きな画面で情報を処理したり、デジタルデトックスして脳を休ませたりする時間を作ることが大切です。
これからの時代、スマホとの付き合い方を見直して、もっとリアルな体験や対面でのコミュニケーションを大切にしていきましょう!スマホなしでも、きっと楽しいことがたくさん待っていますよ。
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