自分のペースに合わせた緻密な戦略で、希望大学に合格!

藤田悠花

卒業留学

名前藤田悠花 さん
年齢10代
学校Whanganui Girls' College
留学期間2018年2月

悠花さんは、中学を卒業後にニュージーランドに留学。初年度はオークランドエリアの高校に通うも、自分に適した環境ではないと考え、2年目からはWhanganuiにある女子高に転校。持前の明るさで、積極的に交流の輪を広げ、たくさんの友達を作ることが出来ました。また、ホームステイファミリーとも本当の家族のような関係が築けました。2020年留学最後の1年は、コロナウィルス感染がニュージーランドにも広まり、感染抑制対策のロックダウンを経験。授業がオンラインに切り替わるなど、通常とは違う留学も体験しました。そんな中、コツコツと勉強を続けて、希望通り”北九州市立大学外国語学部英米学科”に合格することが出来ました。

1 進路決定はいつ頃から?

大学を探し始めたのはyear12の初め頃で、最終的に志望校が決まったのはyear12の終わりごろです。留学前から大学進学は決めていたので、自分に合う大学探しを早くからしていました。

2 希望大学はどのように選考されましたか?

私は将来観光業に携わりたいと思っているので、高度な英語授業を行いながら観光業も同時に学べる大学を選びました。

3 入試対策、勉強法について教えてください。

TOEICを複数回受けて自分の英語のレベルを知ることから始めました。志望大学に行くためにはどのくらいの英語力が必要かを知り、それに合わせて苦手だったwritingの対策を集中的に行いました。私は長時間の勉強があまり得意ではないので、一日に自分ができる範囲で少しずつ勉強をしていました。また私が志望した大学では面接試験があったので何を聞かれても受け答えができるように、帰国後は父と毎晩面接練習を行いました。(編集者注:最終TOIECスコアは870点)

4 希望大学での入試方法、受験した感想をお願いします。

私が受けた大学は1次試験で1時間ほど英語による模擬授業を受講した後、筆記試験が課されました。2次試験では自己推薦書を元に英語で面接が行われました。1次試験は試験対策をするに当たって例年の出題傾向を理解していたので、計画通りに終わることが出来ました。面接は緊張していましたが思っていたよりもフレンドリーな雰囲気で、とても楽しく話すことが出来ました。

5 今後、帰国子女入試を受ける人にむけて

帰国子女入試はほかの入試方法と違い試験対策などの情報がすくないので不安だとは思いますが、志望している大学には必ずアドミッションポリシーがあります。その大学が求めている学生象をしっかりと理解し、自分を信じること、大学にとってあなたでなければいけないと思わせるような何か強みをもつことが大切だと思います。

6 ニュージーランド留学を振り返って

ニュージーランドでの3年間はとてもかけがえのないものになりました。留学1年目は決して有意義なものではありませんでしたが、それを糧に2年目、3年目と成長することが出来ました。言語学習を通して日本では出来ないような経験であったり、たくさんの人たちと出会うことができて改めてニュージーランドに来てよかったと思います。

悠花さんの留学した高校:Whanganui Girls’ College

 

悠花さんのお父さんにも、保護者の立場からの留学経験、受験経験を書いていただきました。(こちら)