ニュージーランド留学を決めた理由
語学への興味と好奇心がきっかけでした。英語をしっかり身につけたいという思いから、思い切ってニュージーランドでの高校留学を決意しました。
留学前の準備
出発前は半年ほど英会話教室に通い、英検2級の勉強も進めていました。最初の不安を少しでも減らすために、基礎力を固める準備をして渡航しました。
留学生活で苦労したこと
最初は英語でのコミュニケーションに大変苦労しました。時には差別を感じることもあり、精神的にしんどい時期もありましたが、「気合いで乗り越えるしかない!」という気持ちで踏ん張りました。つらい時には、近くの人に素直に「しんどい」と言うことも大切だと感じました。
勉強について
履修科目は数学・英語・会計・化学・物理など。
分からないところは積極的に先生に質問し、過去問を解きまくることで力をつけました。“聞く勇気”が成績向上の鍵だったと思います。
クラブ活動
学校では合唱団に所属し、また水泳やバレーボール等、さまざまなスポーツにも挑戦しました。勉強以外の活動に参加することで、友だちの輪も広がり、学校生活をより楽しむことができました。


卒業後の進路
卒業後は Queensland University(商学部 / Bachelor of Commerce) へ進学しました。高校留学で鍛えた自立心や英語力が、大学進学にもつながったと感じています。
これから留学する学生へのメッセージ
留学生活は、想像よりもずっと大変で甘くありません。英語が話せるようになるのも、一握りの人だけです。ただ、「やるからにはやる!」というマインドセットを持つこと、そして何事にも全力で楽観的に取り組むことが本当に大事だと思います。
必ず現地の友達を作って、とにかく話す努力をして下さい。英語力は実際の会話の中で一番伸びます。
留学を終えて感じたこと
しんどいことの方が圧倒的に多かったですが、振り返ると自分が成長できたこともたくさんありました。この貴重な経験をさせてくれた家族、そして3年半サポートしてくれた節子さん・小西さんに心から感謝しています。

ARCから
上野泰雅さんは、留学生活を通して学業・クラブ活動・進路のすべてに真剣に向き合い、着実に成長された学生です。Mount Albert Grammar School ではスイミングクラブやクワイアに積極的に参加し、学校に大きく貢献してくれました。水泳では大会ごとにメダルを獲得し、クワイアでは後輩の指導にも力を入れ、周囲に良い影響を与える存在でした。


進路についても常に前向きで、オーストラリアの大学への出願では RMIT のコンディショナルオファーを得た後も、気持ちを切り替えてブリスベンやシドニーの大学へ挑戦を続けました。モックテストでも手応えを感じる結果を残し、日々の努力が確かな力になっていることが窺えます。
留学後半は進路選択や試験準備が重なり、精神的に疲れが見える時期もありましたが、ご家族のもとで適切にリフレッシュする時間を取り、その後はまた前向きな姿を見せてくれました。
また、ARCの留学生同士の交流会でも、初対面の学生ともすぐに打ち解ける姿が印象的でした。スタッフからも「泰雅くんが卒業した後、来年やっていけるか不安」と言われるほど、頼もしい存在として認識されていました。
留学中には悔しい思いやつらい出来事もあったはずですが、それらを一つずつ乗り越えることで、泰雅さんは大きな力を身につけました。3年半の留学生活を最後までやり遂げ、次のステップに向けて歩み出す姿を、私たちARCスタッフは誇りに思っています。
これから大学での新しい生活が始まりますが、どの道に進んでも、泰雅さんならきっと自分の力で素晴らしい未来を切り開いていけると確信しています。
ARCはこれからもずっと応援しています。


