圧倒されたクラス対抗ハカ・コンペティション

1ターム留学

名前さくら さん
年齢16
学校Horowhenua College
留学期間2025年ターム3

◆ 学校生活とマオリ文化

私が留学したHorowhenua Collegeはとてもフレンドリーで国際色豊かな学校でしら。マオリ系の学生も多く、マオリ文化の授業では、言葉や歴史、伝統について学ぶことができ、日本では体験できない貴重な学びとなりました

特に印象に残っているのは、ハカの校内コンペティションです。クラスごとに分かれてハカを披露し合う姿は迫力満点で、会場全体が熱気に包まれていました。ニュージーランドの精神やコミュニティの強さを肌で感じ、「これこそ現地でしか体験できない文化だ」と強く思いました。

授業では、ESOL、日本語、数学、クッキングなどを履修しました。クッキングの授業では毎回新しい料理に挑戦し、親しみのない食材を使うたびに「今日はどんな味になるんだろう」とワクワクしました。さらに、途中から履修したSocial Historyではニュージーランドや世界の歴史を学び、文化理解を深めるきっかけになりました

ホームステイ体験

私のホストファミリーは子どもが4人いるにぎやかな家庭で、毎日笑い声が絶えませんでした。ご飯はハンバーガーやパスタなどの洋食が中心でしたが美味しく、日本食が恋しくても大きな負担にはなりませんでした

夕食後の食器洗いは私の役割。最初は大変に感じましたが、家族の一員として生活に参加できたことが嬉しかったです。子どもたちはとてもフレンドリーで、毎日ハグをしてくれたり、一緒に遊んだりしてくれる温かさに癒されました。

 

英語力と自分の成長

留学当初はホストファミリーにうまく伝わらないことも多く、会話に苦労しました。しかし、繰り返し挑戦するうちに「Can I~」「Can you~」といった表現が自然に出てくるようになり、リスニング力も確実に伸びたと感じています

授業の課題やレポート作成も簡単ではありませんでしたが、マオリ文化や歴史について調べ、自分の言葉でまとめる過程がとても良い勉強になりました。英語を学ぶだけでなく、異文化理解の力も育てられたと思います。

 

留学を振り返って

「初めての海外が留学」という大きな挑戦でしたが、ホストファミリーや先生、友達の支えのおかげで本当に充実した3か月を過ごすことができました。マオリ文化やニュージーランドの暮らしを通して、英語だけでなく人とのつながりの大切さを学びました。そして同時に、日本のご飯や家族の温かさに改めて気づくこともできました

これから留学する後輩へ伝えたいのは、「常備薬は必ず多めに持っていくこと」「日本と比べず、その国の文化を受け入れること」「困ったら自分から人に聞くこと」です。現地に溶け込む姿勢があれば、必ず楽しい体験になります。

 

ARCより

さくらさんは、ニュージーランドの文化を前向きに受け入れ、特にマオリ文化やハカといった日本ではなかなか触れることのない経験を通じて、大きく成長されました。学校でもホームステイでも積極的に挑戦する姿が印象的で、この留学が彼女にとって語学以上の財産になったことは間違いありません。これからの歩みに、この経験が大きな力となることを願っています。