歴史の街ダニーデンで過ごした、忘れられない1ターム

1ターム留学

名前優美 さん
年齢16
学校Otago Girls' High School
留学期間2025年ターム1

フレンドリーな街、ダニーデンへ

ニュージーランドは治安が良くてフレンドリーな人が多いと聞いて、留学を決めました。特にダニーデンは、スコットランドのような歴史ある美しい街並みが魅力だと知り、ここでの生活に胸を膨らませていました。実際に来てみると、古い石造りの建物が多くて驚きました。

孤独だった最初の日々と、乗り越えた壁

出発前は、家族や友達と離れて知らない場所へ行くことに大きな不安を感じていました。その不安は現実になり、留学が始まってしばらくは、日本の友達に会えない寂しさから、なかなかニュージーランドの子たちに心を開けずにいたんです。その期間が、留学中で一番しんどかったかもしれません。
でも、「このままじゃダメだ!」と思い切って自分から心を開き、クラスメイトに話しかけてみると、みんな驚くほど優しく受け入れてくれました。そこから一気に世界が広がり、相手も心を開いてくれることで、より一層仲良くなれました。あの時、勇気を出して本当に良かったと思っています。


友達が増える学校システムと、最高の思い出

Otago Girls’ High Schoolでは、授業ごとに教室もメンバーも変わるので、色々な子と話す機会があり、自然と友達を増やしやすい環境でした。
一番の思い出は、Sports Dayです!チームごとにお題に沿って仮装するのですが、日本では経験したことがなかったので、すごく新鮮で楽しかったです。体育(PE)の授業でスケートなど、日本ではやらない競技に挑戦できたのも羨ましく、良い刺激になりました。

これから留学する皆さんへ

これから留学するなら、思い切って日本人が少ない学校を選ぶことをお勧めします。そして、最初の授業から勇気を出して、現地の子にどんどん話しかけてみてください。ニュージーランドの人は本当に優しくて、日本の文化に興味を持ってくれている人も多いです。一人に話しかける勇気が、周りの人たちとの輪を広げるきっかけになります。
ホストファミリーもとても優しく、週末にはダニーデンの色々な場所に連れて行ってくれました。初めて食べるものも多かったですが、全部美味しくて、最高の思い出です。困難を乗り越えたからこそ、楽しい思い出が何倍にも輝いて見えます。

ARCスタッフより

ニュージーランドに到着した当初の優美さんと、帰国前の自信に満ちた姿を思うと、その目覚ましいご成長ぶりに胸が熱くなります。
留学生活の中で、私たちは「完璧な英語でなくても大丈夫。知っている単語やジェスチャーを交えれば、気持ちは必ず伝わるよ」とお話ししました。優美さんはその言葉通り、失敗を恐れずに積極的にコミュニケーションを取り、自らの力で周囲との壁を乗り越えていきました。そのひたむきな姿勢が、クラスメイトや先生方との強い信頼関係を築き上げたのだと思います。
「この留学をきっかけに、英語を役立てる夢を見つけたいです」——。
留学の終盤にそう語ってくれた優美さんの言葉には、大きな自信と未来への希望が溢れていました。
ここダニーデンで培った自立心とコミュニケーション能力を誇りに、輝かしい未来へ向かって大きく羽ばたいていかれることを、心から応援しています。