Iyotoくんは4カ月間、英語学校で基礎英語を学び、その後Western Springs Collegeで2年間学びました。留学中は現地校の成績を常に意識しながら帰国子女受験の勉強にも取り組み、上智大学とオークランド大学両方合格しました。
留学をしようと思った理由
オーストラリアに修学旅行に行った時に、海外の高校は履修教科が少ないことが分かり、自分のやりたい教科だけ勉強したいと感じたので、留学することに決めました。準備という準備はあまりしてないと思います。塾で英語の勉強をしていたぐらいです。現地校留学が始まる前に4ヶ月ほど語学学校に行きました。
Western Springs Collegeについて
いろんな学校を調べましたが、アカデミックのレベルが高く、制服がなく校風が自由なところに惹かれました。
現地の学生は、真面目な子もいれば、そうでない子もいましたが、みんな自分のやりたいことをマイペースでやっているように見えました。
どの学生もよく出来るので、最初の頃はついていくのが大変でしたが、自分のペースでやればいいんだと分かってからは、自信を持って学生生活を楽しむことが出来ました。
大学受験について
Year12の時に進路について考え始めました。
日本に帰るか、ニュージーランドに残るか決めることが出来なかったので、結局どちらの準備もすることにしました。
まずは、Year12の最初から小論文やTOEFLなどの受験に必要な勉強から取り組み始め、本格的な帰国子女受験の勉強はYear12の9月頃から始めました。小論文はARCに紹介してもらった、現地の日本人留学生用の塾で勉強し、帰国子女受験に必要な科目はオンラインの塾で勉強しました。
ニュージーランドの大学も考えていたので、現地校のクレジット(単位)も頑張って取得しました。
最後までNZの大学に進むか日本の大学に進むか悩みました。
上智大学の理工学部、オークランドの理工学部、どちらも受かったので、最終的には英語で学んだほうが仕事も得やすいと考えて、オークランド大学に行くことにしました。
高校留学を振り返って
英語で授業を受けるのは大変だと思っていましたが、意外と楽しく過ごすことができました。日本のように10数科目勉強して、センターの勉強、2次試験の勉強はないので、のびのび過ごせていたと感じます。とは言え、帰国子女受験の勉強と現地校の勉強の両立は、決してラクではありませんでした。
留学を目指す人へのメッセージ
英語を学びたいとか、将来英語を使用した仕事に就きたいとか、将来の夢が特にないという人でも、海外に行けば何か感化されるものがあると思うので、留学したいなって感じたら行くべきだと思います。自分は日本での勉強が疲れたという理由で留学をしましたが、ここまで頑張ってきて良い結果になったと感じています。留学が少しでも良いと感じたら、進路の1つとして検討してみるのも良いと思います。