新たな自分を発見し、大きな可能性に気づくことが出来た留学だった。

2ターム留学

名前Kaho さん
年齢15
学校Glendowie College
留学期間2024年ターム2,3

2023年の夏休みに現地校体験でGlendowie Collegeで4週間の留学を経験した香帆さん。

その留学経験がとても楽しく有意義であったことから、お母さんに直訴して、今回は2ターム間の留学が実現できました。

 

出発前に不安に思っていたことはありましたか?

去年もニュージーランドを選んだのですが、ニュージーランドは自然を大切にしていることや多様性を尊重している理由から留学先に選びました。不安なことは、ほとんどありませんでした。去年は海外の全てにおいて緊張していましたが、今年はやりたいことをやるという精神で挑みました。

 

学校の雰囲気や、ニュージーランドと日本の学校の違いを感じたところは?

ニュージーランドの学校では、興味のある授業を選択することは出来、やりたい事に挑戦し放題な環境でした。元々、インドア派だった私ですが、Outdoor Educationを通じて活動的になれたり、挑戦することに恐れないようになりました。この授業では、サバイバルや環境のことについて学べるのですが、Coast to Coastというオークランドを24km歩くイベントでは新たな自分を発見できたり、自分には可能性があることに気付くことが出来ました。

 

どんな授業を受けましたか?

私はビジネス、フードテック、アウトドアエデュケーション、数学、理科とESOLを受けました。ビジネスはお金の仕組みや物を売るプロセスを知ることができ、大変興味深かったです。この授業は去年も受けたのですが、今年は出店を出し、実際に物を売りました。人のニーズや環境への配慮を考えたり、フェアトレードについても詳しく学ぶことが出来、関心する日々でした。学んでいくたびに、世界問題が沢山あり、これからについて深く考えさせられました。

 

異文化体験から学ぶこと。

大変だったことは、他の文化を持つ人との文化の違いです。フードテックで私は中国人グループから笑われたり、嫌味を言われるという経験をしました。これは私にとってのカルチャーショックであり、異文化の違いに直面した貴重な体験でした。彼らの笑いや嫌味は、私にとっては理解不能なものでした。私が当たり前と思っていたことが、彼らにとっては奇妙だったのかもしれません。言語の壁や文化の違いによって、私の言葉や行動が彼らにとって滑稽に映ったのかもしれません。

この経験を通して、私は自分自身を見つめ直す機会を得ました。私の言葉や行動が、他の人にどのような印象を与えるのか、考えることが重要だと気付きました。自分の文化や背景を尊重し、他の文化にも敬意を払うことが、異文化交流の鍵だと学びました。カルチャーショックは、私にとっては挑戦的でしたが、この経験から多くのことを学ぶことができました。異文化交流は互いを理解し合うための貴重な機会であり、私は今後も積極的に参加していきたいと思っています。

 

ホームステイについて

ホストファミリーとはいつも夜ご飯を手伝ったり、犬の散歩をしていました。ホストマザーはkiwiでホストファザーはDutchでした。夜はいつもニュースを見ながら喋ったり、政府が行っていることは正しいかどうか議論するときもありました。放課後は犬と遊んだ後、新聞のword builderというパズルをしていました。このパズルは毎日5つのランダムなアルファベットで文字を作るゲームです。見つけた文字で3つのレベル分けがされており、good, very goodとexcellenceです。excellenceは達成することが滅多にありません。このパズルはいつもホストマザーとファザーに手伝ってもらってます。このおかげで、少し単語力が上がったと感じました。

 

これからやってくる留学生へのアドバイスがあれば

ニュージーランドは挑戦することが沢山あり、それに恐れずに自分から勇気を出してやってみることが1番だと思います。分からない事はしっかりと聞き、最後までやってみることが成長への近道だと思います。

 

総評

もう一度来たいという気持ちでいっぱいです、また、ニュージーランドにこれて自分は幸せだと感じました。

挑戦する日々が私はとても楽しめて、自分の可能性を大切に思えたことは1番嬉しい出来事でした。私が受けた授業は将来にも繋がったと感じ、悔いのない時間でした。

 

保護者様から

前回に続き、御社の迅速できめ細かいフォローのおかげで、今回のターム留学も安心して見守ることができました。

お世話になり、本当にありがとうございました。今回もあっという間でした。帰国が近づくにつれ、娘から「帰りたくない」というLINEがたくさん届きました。2回目の留学だったこともあり、慣れが気の緩みにつながり、体調不良やケガを心配していましたが、病院に行くこともなく安心しました。

娘は、細かいことを気にしすぎる性格ですが、いい意味で少し図太くなれたように感じています。ホームステイ先の中国人留学生と口論になりかけたことがあったようですが、言いたいことをきちんと言え、ホストファミリーも娘の正当性を認めて間に入ってくれたそうです。ケンカができるほど英語力が上がったのだと感心しました(笑)。

 

ARCから

2ターム期間の現地校生活をを終えるにあたり、我々サポートする側から見ても、香帆さんの色々な面で成長がありました。本人の意識にも変化があり、特に精神面で強くなったようです。日本とは文化や学校システムが違う中、自分の思うようにいかないことや戸惑うこともありましたが、香帆さんは臆することなく周りに相談しながらも自分で解決策を考え、切り抜けてきました。前回の短期留学よりももっと自分らしく過ごせたのではないかと思います。また、苦い経験もネガティブな感想に終わらせるのではなく、そこから何を学ぶかを考えること出来たのは、留学の成果の1つでしょうね。学校の留学課のスタッフ、ホームステイファミリーや友達にも愛され、留学を満了できて良かったです。日本に戻っても、今回の留学経験を活かして、更に成長されることを祈っています。