珠梨さんは日本の高校2年生の時、北島の西Taranaki地方にあるTaranaki Diocesan school(私立女子校)に1年間留学しました。普段は寮生活、長期休暇はホームステイやファームステイの経験をし、夏休みにはオークランドの語学学校で英語の勉強をし、充実した1年間を過ごしました。
留学しようと思った理由とその準備
小さい頃から英会話教室に通っていて、いつか海外留学に行きたいと思っていました。
中学生の時に、進学先は留学コースがある高校を選びましたので、高2の1年間留学しました。
他の国の文化にも興味があり語学力も鍛えたかったので、留学は非常に楽しみでした。
寮や学校での思い出
正直楽しいだけではありませんでした。
言葉の壁や文化の違いのせいで、すぐには友達ができなかったし、家が恋しくて寮ではよく泣いていました。
けれど、みんなで歌を歌ったり、スポーツをしたり、料理を作ったり、言葉が通じなくても仲良くなり、日本に帰る頃には、別れを寂しがって涙を流してくれる友達や寮母さん、先生に出会えたことに感謝しています。
珠梨さんの通ったTaranaki Diocesan School for Girls
留学を終えて感じたこと
自らが所属する以外の文化に触れることは、人生を豊かにすると感じました。辛かったことも多いですが、そのような経験のお陰で、自分自身たくましく成長したと感じています。
これから留学を考えている人へメッセージ
留学は、苦労をお金で買うようなものです。
学生のうちに行くなら、苦労を保護者にお金で買ってもらうようなものです。
頑張れば頑張った分、絶対に自分に返ってきます。
留学を終えて日本に帰ってきても連絡を取り合い、お互いの国を行き来する一生の友達ができますし、何より自分の人生が豊かになります。私は留学に行って自分のことが好きになりました。留学をしたときは、できるだけ日本語は封印して、その国の生活様式を楽しんでください。
映画「ラストサムライ」のロケ地となったTaranaki地方には、富士山そっくりのMount Taranakiがあります。