人々の考えも日本以上に多種多様なので、自分自身の視野も広がり、海外の文化に対する理解も深まりました。

谷坂純

卒業留学

名前谷坂純 さん
年齢10代
学校Long Bay College
留学期間2018年8月

純さんは、2018年8月から12月までUnique NZ(英語学校)で英語を学び、2019年から2020年末までの2年間Long Bay Collegeで学びました。
穏やかで思慮深く、真面目な性格で、ホストファミリーや学校の先生、お友達から好かれ、充実した留学生活を送っていました。卒業後は国際医療福祉大学で言語聴覚士を目指して勉強しています。

留学しようと思った理由とその準備

留学前から、英語圏のみならずアジア圏など、海外の文化に興味があり、機会があれば海外で生活を送ってみたいと考えていました。
2年間留学した後、大学は日本に戻ってくることも出来るので自分の選択肢を広げたいとも思いました。また、ニュージーランドは様々な人種の人がいて、治安も比較的良い事を知っていたのでニュージーランドに留学することを決めました。

日本にいた頃、英語は不得意な方だったので留学が決まってから数ヶ月は英語だけを集中的に勉強しました。持ち物は必要以上に心配して沢山持っていきましたが、ニュージーランドで大抵のものは揃えられると思います。

ホームステイで印象に残ったこと

私は、2年間で3箇所のホームステイにお世話になりました。
小さなお子さんがいる家庭や老夫婦の家庭などそれぞれ違った良さがありました。
個人的には、老夫婦の家庭は比較的落ち着いており、留学生を第一に考えてくれているのが実感出来ました。
食事のメニューやホームパーティーの頻度など各家庭によって異なるので、自分に合う合わないはやはりあると思います。
印象に残っているのは、よくホストファミリーが私に、ロックダウン中に退屈してるだろうと気を遣ってくださり、一緒にカップケーキを作ろうと誘ってくれたことです。
夕食後に一緒に海外のバラエティ番組を見ることもあり、日中は仕事に出ているホストファミリーともそこでコミュニケーションを取ることが多かったです。

学校(Long Bay College)を選んだ理由

元々、田舎よりは都市部に留学したいと思っていたのでオークランドの中から決めました。頂いた資料やホームページを見て、留学生への待遇や生徒数、制服など1番自分の希望に近かったのでロングベイカレッジを選びました。

現地校で取り組んだこと(課外活動)

クラブなどには所属していませんでしたが、学校が毎年留学生向けにキャンプを企画してくれるので参加しました。
普段交流がない生徒ととも沢山話すことができます。ロングベイカレッジは留学生の人数が多いですが、このような行事に参加すれば先生方に覚えてもらえるので、気にかけてもらいやすくなると思います。

進路の決定時期

現地校1年目(Year12)の頃から大学は日本に戻ると決めていました。
最終的に受験する大学が決定したのはYear13の時でしたが留学前から将来は医療系の分野に進学しようと思っていたので、大学についてはよく調べていました。

受験に向けての勉強開始時期と勉強方法

私の場合、受験に必要な科目は日本の高校で習う数学、国語、英語などの基礎知識と面接、小論文でした。
受験に向けての本格的な勉強はYear13の頃に小論文を主にやっていました。
メールで日本の塾に小論文を送って添削をしてもらい、その他の科目は参考書を使って勉強していました。

コロナ感染対策のロックダウンの時期が被っていたので、家で勉強する機会が多かったですが、ロックダウン明けからは、お孫さんが遊びに来て落ち着いて勉強することが難しかったので休日はほとんど図書館で勉強していました。

留学を終えて感じたこと

留学したら、自分でどうにかしないといけないことも多いので、留学前より何でも自分で進んでできるようになったと思います。
また、人々の考えも日本以上に多種多様なので、自分自身の視野も広がり、海外の文化に対する理解も深まりました。
ですが、無事留学生活を送ることが出来たのも、日本や現地から多くの方々が支えて下さっていたからなので、そのことに一番感謝しています。

ARCのガーディアンスタッフと
純さんを3年間担当したARCのガーディアンスタッフと

純さんの通ったLong Bay College