Tauranga Boys’ College

カリキュラム | NCEA, Cambridge International Examinations |
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留学生サポート | あり |
ウェブサイト: https://www.tbc.school.nz/
ニュージーランドで最も日照時間が長く、温暖な気候で知られるベイ・オブ・プレンティ地方の中心都市、タウランガ。美しいビーチと豊かな自然に囲まれたこの街に、Tauranga Boys' Collegeはあります。2,000人以上の生徒が在籍する国内最大規模の男子校の一つであり、学業、スポーツ、文化活動のすべてにおいて卓越した教育を提供しています。
学校データ
種別 | 公立 男子校 Year9-13 |
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宗教 | なし |
学生数 | 約2,100人 |
留学生数 | 約60名 |
日本人数 | 若干名 |
性別比率 | 男子100% |
人種構成 | NZ European/Pākehā 77% Māori 18% Other Ethnicities 5% |
スポーツ | バスケットボール ボート クロスカントリー クリケット ダンス 競技陸上 ネットボール ラグビー サッカー テニス バレーボール、バドミントン |
文化クラブ | Kapa Haka, Pacifica, Music, Drama |
その他 | 履修可能な教科 |
The TBC Way – バランスの取れた人間教育
タウランガボーイズカレッジでは “The TBC Way” という3つの価値観(学習への参加・良い人間関係の構築・敬意を持った行動)を教育の柱としています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、学業だけでなく、スポーツや文化活動を通じて心身ともにバランスの取れた青年の育成を目指します。
偉人に学ぶハウスシステム
全校生徒は入学時に6つの「ハウス」のいずれかに所属します。各ハウスはニュージーランドの歴史に名を刻んだ偉人にちなんで名付けられており、生徒たちは彼らをロールモデルとして学校生活を送ります。年間を通じてスポーツ、学業、文化活動など様々な分野でハウス対抗戦が行われ、学年を超えた強い絆と誇りを育んでいます。
Blake House (ブレイク・ハウス)
由来: Sir Peter Blake (サー・ピーター・ブレイク)
人物: 伝説的なヨットセーラーであり、海洋冒険家・環境保護活動家。ヨットレースの最高峰アメリカスカップでニュージーランドを2度の優勝に導いた国民的英雄です。
Freyberg House (フレイバーグ・ハウス)
由来: Bernard Freyberg (バーナード・フレイバーグ)
人物: 第一次・第二次世界大戦で多大な功績をあげた軍人。その勇敢さから最高位のヴィクトリア十字章を授与され、戦後はニュージーランド総督も務めました。
Hillary House (ヒラリー・ハウス)
由来: Sir Edmund Hillary (サー・エドモンド・ヒラリー)
人物: 世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・冒険家。その不屈の精神と探求心は、今なお多くの人々にインスピレーションを与えています。
Ngata House (ナタ・ハウス)
由来: Sir Āpirana Ngata (サー・アピラナ・ナタ)
人物: 20世紀初頭に活躍したマオリの政治家・学者。マオリ文化の復興と地位向上に生涯を捧げ、ニュージーランドの多文化社会の礎を築きました。
Rutherford House (ラザフォード・ハウス)
由来: Ernest Rutherford (アーネスト・ラザフォード)
人物: 「原子物理学の父」と称される世界的な科学者。原子核を発見し、原子モデルを提唱した功績によりノーベル化学賞を受賞しました。
Upham House (アパム・ハウス)
由来: Charles Upham (チャールズ・アパム)
人物: 第二次世界大戦で並外れた勇敢さを示した軍人。兵士に与えられる最高の戦功章であるヴィクトリア十字章を、史上3人しかいない2度受章した人物として知られています。
アカデミック
幅広い科目選択が可能で、生徒はそれぞれの興味や将来の目標に合わせた学習プランを組むことができます。大学進学を目指す生徒へのサポートも手厚く、毎年多くの生徒が国内外の大学へ進学しています。
スポーツ&アウトドア
スポーツが非常に盛んで、特にラグビー、ホッケー、カヌースラローム、バレーボールなどは国内トップレベルの実力を誇ります。恵まれた自然環境を活かし、サーフィン、マウンテンバイク、カヤックといったアウトドア教育もカリキュラムに組み込まれており、挑戦心とたくましい精神を育みます。
ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」の元キャプテンSam Cane (サム・ケイン) も卒業生です。激しいプレーとリーダーシップでチームを牽引し、日本のリーグワンでも活躍しました。
留学生サポート
留学生課を率いるのは、この道30年以上の経験を持つベテランの女性スタッフ。生徒一人ひとりに親身に寄り添う姿は、留学生たちにとってまさに「ニュージーランドのお母さん」のような存在です。 経験豊富なスタッフチームが学習面から生活面まで、きめ細かくサポートし、質の高いホームステイ先を手配することで、安心してニュージーランドでの生活をスタートできるよう万全の体制を整えています。
ARCから
最高の環境で学ぶということ
まず何と言っても、学校が位置する「タウランガ」というエリアの魅力は外せません。ニュージーランド屈指の温暖な気候と美しい自然は、治安が良く、大都市すぎないため、勉強に集中しながらも、週末はサーフィンを楽しむ…といったニュージーランドらしい理想の留学生活を送ることができます。
「やりたいこと」を諦めないでいい
「スポーツを極めたい」「専門的な勉強に打ち込みたい」Tauranga Boys’ Collegeは、そのどちらの希望も高いレベルで叶えてくれる学校です。国内トップクラスのスポーツプログラムと、大学進学を見据えた幅広い学問の選択肢があり、生徒が自分の「やりたいこと」に全力で挑戦できる環境が整っています。
男子校だからこそ、本当の自分が出せる
思春期の多感な時期、異性の目を気にすることなく、ありのままの自分でいられるのが男子校の大きなメリットです。勉強やスポーツ、趣味に気兼ねなく没頭でき、生涯続く固い友情を仲間と育むことができます。「素の自分」でいられるからこそ、何事にも100%の力で向き合えるのです。
大規模校でも安心の、行き届いたサポート体制
生徒数が多い学校ですが、ハウス制度や留学生課の存在により、一人ひとりへのケアが非常に行き届いています。特に留学生担当のスタッフは、まるで「ニュージーランドのお母さん」のように、学習面から生活面まで親身にサポートしてくれます。安心して、のびのびと学校生活に集中できる環境です。